古坂大魔王×前田裕二「愛されるコンテンツの創り方」

こんにちは、Natsumiです。
 
今日は「愛されるコンテンツの創り方」の講演を、NewsPicksアカデミア(※)のオンデマンド動画で観ましたので、そのレポートを書きます。画像はを引用させていただいています。
 
「ピコ太郎」と前田さんって、どんな対談なんだろう?と気になりませんか?
「愛」にあふれた、すばらしい講演でした!
 

古坂大魔王×前田裕二「愛されるコンテンツの創り方」

 
まず、こちらがイベント詳細です。(NewsPicks webサイトより)

 
“PPAP”というたった一本の動画の大ヒットにより、一躍世界的なスターに上り詰めた「ピコ太郎」のプロデューサーとして知られる芸人の古坂大魔王氏。その背景には緻密な計算、徹底的な努力、溢れんばかりの愛があることが昨年のNewsPicksの特集:ピコ太郎に学ぶ「世界で愛される方法」で示された。
 
同じく「愛」の重要性を常日ごろから公言している人物が、仮想ライブ空間”SHOWROOM”を代表として率いる前田裕二氏だ。
前田氏は「人の人生を決めるのは、注がれた愛情の総量だと思っている」と語る。
 
今回はそんな古坂氏と前田氏による対談イベントが実現。
「愛されるコンテンツを創るにはどうすればいいのか」というテーマで2人が徹底的に語る。
 
~ここまで~
 
 

愛されるコンテンツを創るには?

 
この講演では、なるべく私たちが再現しやすいようにSHOWROOMの身近な具体例をもとに、前田さんから説明がありました。
たしかに、”すごい成功例”も勉強になるけど、使えなきゃ意味がない。このスタンスは非常にありがたいですね。
 
はじめに、いきなりですが「結論」です。

“愛されるコンテンツを創るには、愛されることを意識せずに、愛することを中心に考える。”

 
なるほど。よく言われることですが、「愛されたい」と思うのではなく「愛する」ことが重要なのですね。なんだか深いですね。
 
じゃあ、なぜ「愛する」ことが重要なのでしょうか?それについて説明がありました。

「アンコントローラブル」については、どんなにこちらが「愛される」ことを意識しても、相手の気持ちはコントロールできないこと。
そして「返報性」については、「愛する」ことを続けていると、相手が「その気持ちを返したい」となってくること。
 
その具体例として、SHOWROOMで人気のアイドルのお話です。
『朝5時半の女』とよばれている、AKB48のチーム8 大西桃香さん。
 
SHOWROOMというスマホアプリでは、誰もがリアルタイムに動画を配信することができる。タレントやアイドルだけでなく個人でも動画配信を行い、スマホの先のファンや視聴者とコミュニケーションを楽しむことができるのが特徴。
個人配信が決定した時から、毎朝5時半から欠かさず配信を続けている。
先日なんと、888回の配信を達成したとか!すごいですね!

『朝5時半の女』である大西さんの、配信日時を調べた人がいました。
そして、その結果をみると、おもしろいことが分かります。
 
2日だけ、「5時半」じゃない日がある!

「5時」となっているのは、単純に間違えてしまったみたいです。
そして「6時15分」となっている日は、「大寝坊をしてしまった」日だったとのこと。
配信を心待ちにしてくれたファンに対して、泣いて謝っている映像が流されました。
 
前田さんいわく、この事例に「愛されるコンテンツ」の秘訣があるとのこと。

 
まず「愛する」には、2パターンある。
今回の大西さんの事例は、「自分がやっていること=5時半の配信」を愛すること、そしてそれに「参加してくれている人」を愛すること。

 
「愛されるコンテンツ」にも2パターンある。

 
1. QUALITY型 :圧倒的な品質の高さ
2. REALITY型 :身近さ、そして余白がある

 
個人的には、REALITY型を世の中に普及させたのが「AKB48」なのかな、と思いました。

 
QUALITY型について、すこし説明がありました。
たとえば、ミスチルはこのQUALITY型。

すごく納得感ありますね。
 
そして「ピコ太郎」も、このQUALITY型だということ!
これはちょっと意外ではないですか?

 
でも、説明を聞いたら、納得感ありますよね。
こんなに計算しつくされていたと考えると、深いですね。ピコ太郎さん、すごい!

 
ここで「認知」と「人気」のちがいについて、説明がありました。

いままではCの「トップタレント」しか稼げなかった時代、それがYouTubeやSHOWROOMなどの配信プラットフォームが出てきたことで、「高い頻度で人とつながる」AとかBの層が出てきた。

 
これを、さきほどのQUALITY型、REALITY型に当てはめると、こうなります。

どちらも「ファンが多い」。
QUALITY型は、人とのつながり頻度は低いけど、REALITY型は高い。

 
じゃあ、REALITY型の特徴は?

 
「愛情と懸命さと余白」

 
先ほどの大西さんの例は、まさにこの3つがありますね。
そして他にも例があげられました。

 
お笑い芸人「ビスケッティ佐竹」さん。みなさん、知っていますか?

 
わたしは、今回はじめて知りました。
全然イケメンじゃない、モテない、そして安倍首相に似ている。
それを逆手にとって、なんと男性ファンをターゲットにしたとか!
 
SHOWROOMの視聴者は男性が多いので、自分の奥さんをあえて出演させるとか、安倍首相のモノマネとかで、男性ファンをつけたようです。
その結果、視聴者が佐竹さんのためにSHOWROOM上でアバターを作ったり、ムーブメントを起こしている。
 
 
そして最後に「愛」について。
 
こちらの画像は、先日こちらのブログでも紹介したNewsPicksマガジンの表紙ですね。

よくよく見ると、本をまくらにして、前田さんが寝転んでいますね。
これに対して、Twitter上で「本を大切にしていない!」というクレームが入ったようです。

 
前田さんは、そのあと何をしたと思いますか?
 
その人のTwitterでの、これまでのつぶやきを調べたとのこと。そして、その人の両親はどんな人なんだろう?
「本を大切にね」と小さい頃からずっと言われていたのだろうか?などと思いを張りめぐらせたとか。
そして、その人にTwitter上で謝罪したそうです。

 
まさに、これも「愛」のひとつ。
その人を徹底的に「知ること」、これが「愛」と表現されていました。
 
いま世の中ではモノが溢れていて、競争が激化している。
もうモノで差別化するのが難しい。経営者などの「人」が重要になってくる。
そのモノを提供している「人」が好きかどうかで、モノを選ぶ時代になっている。

たとえば「水」も、単体では差別化しづらい。
これを売っている人がどんな人なのか?それが重要になる。
 
最後に質疑応答がありました。
 
 

Q どうしたら愛を鍛えられるか?

 
なんとなく「熱くなっている」人を、俯瞰で見てしまうことがあるのでは?
そうではなく、自分自身が弱みをさらけだす、ダメなところや失敗もさらけだす。
そうして意識していくといいのでは、とアドバイスがありました。
 

Q 人を愛するには?

 
たとえば名刺交換のときに、前田さんは「その人の良いところを3つ見つける」ようにしているとか。
その人を知ること、そして良いところを見ること。これを意識しているそうです。
これは、すぐに自分の生活にも取り入れられそうですね。

 

Q 2人はどんな人と仕事をしたい?

 
古坂さんは、「自分が、その人から何か持ち帰られる人」と答えていました。
 
前田さんからは、3つのポイントがあると、それぞれの説明がありました。
 
1) 愛がある人
2) 運がある人
3) 熱がある人

 
「愛」については説明済みなので、まず、「運がある人」から。
 
前田さん自身が、運がいいと思っている。「運がいい」と思っている人には「いい結果」がうまれる。
具体的な実験結果でも証明されているとのことで説明がありました。
 
・「運」についての実験の例
道を歩いている人にあるクイズが出される。それに答えられたら賞金がもらえる。
クイズの内容は「この新聞のなかで使われている写真の枚数を10秒以内に答えてください」というもの。
このクイズの前に、自分は運がいいと思いますか?という質問をする。
 
「運がいい」と答えた人は、ほぼ正解。
 
なぜか?というと、新聞の裏面に答えがのっていたから。
「運がいい」と思っているひとは無意識的に、なにか答えを探そうとする。
自分に何かポジティブなチャンスが訪れると信じている。それが幸運をもたらす。
 
つぎに「熱がある人」
 
これはなかなか教えられない。自分で「熱」をもてるかどうか、もっているかどうかが重要。
それを見極めているとのこと。
 
今回の講演は「愛」がテーマで、なんだか人間の本質も含めて考えることができました。
 
・相手を知ること
・良いところをみること
・「愛される」のではなく「愛する」こと
 
これを意識していきます。
 
NewsPicksアカデミアとは?
「リーダーの教養」をコンセプトに、書籍、イベント、講義、アート、体験などを通じて、「ビジネス×教養」という切り口から、新時代の学びと出会いを提供します。月額5,000円のプログラムです。
 

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