こんにちは、”朝5時ブログの女” なつみっくすです。
このあいだのブログで、教育ジャーナリストである、おおたとしまさ氏をお招きしてイベントをしたことを書きました。
『世界7大教育法に学ぶ – 才能あふれる子の育て方』 読書会このときに、おおたさんが、「色紙を書いたのがあるから、持っていっていいよー」とのことで、色紙を持って帰らせていただきました。
それが、こちらの色紙です。
家に帰ってきて、おおたさんがお話されていたことを思い出しながら、改めてこの色紙を見ていました。
ものすごくジーンときました。
そのことを今日は書きたいなと思います。
「必勝」という言葉を、あえて使っていない意味
「ひっしょう」を漢字で変換すると、「必勝」と出てきます。
はちまきをしていて、そこに「必勝」と書いている姿が頭に浮かびますよね?
それくらい、これまでの時代は勝ち負けにこだわっていて、「勝ち組」「負け組」(負け犬)と言った言葉もあります。これは、自分を誰かと比較するところから来ていると思っていて、「負け組」が揶揄されてしまうこともある。
もちろん、スポーツの世界とか、勝ち負けがくっきり出るものがあるので、「必勝」という言葉を完全に否定するわけではありません。
でも、「勝ち」が良くて、「負け」はダメなのか?
というとそうではない。「負け」は悲しいことではあるけど、もしスポーツの試合であったら、そこまで頑張ってきたことを評価したい。子どもには「勝負」という厳しい世界があるんだよ、というのを知っておいた方が良いかもしれないけど、でもそれだけじゃないんだよ、ということも知ってほしい。
結果だけじゃなくて、そのプロセスも大切にするというのは1つの考え方だなと思います。
そもそも、勝ち負けがはっきりする”勝負”に持ち込むことが良いのか?
ということも、おおたさんの話を聞いて考えるようになりました。
おおたさんの言葉で印象的だったのは、
なるべく、対立関係には持ち込まない
ということ。
この考え方は、私たち母親アップデートコミュニティでも大切にしています。
AとBという二項対立ではなく、Cという第三の道を探すということ。対立関係に持ち込むということは、勝ち、負けが出てくる。そして、負けた方はハッピーじゃない。
でもCという第三の道で解決できれば、みんなハッピーになれるかもしれない。
そんなことを、このあいだツイートしたので、それも貼っておきます。
そして、イベントのなかでも言われていたのですが、
- 他人と比較しない
- 自分の”モノサシ”を持つ
というのが大切だな、と思いました。
「必勝」というのは、だれかと比較とか対立している結果だけど
「必笑」というのは、自分の気持ちから来ているもの。
「必笑」って、めちゃくちゃ良い言葉
どうしても、自分の子どもを誰かと比較してしまったり、良い学校に入って、良い就職をして、というのを望んでしまっている自分が、どこかにいる気がします。
でも「勝つ」ということよりも、「笑う」を意識していけば、
その子どもがほんとに”楽しい”と思えることを選択するサポートができる気がします。
その意味で、「必笑」という言葉が、じんわりと心に響いてきました。
おおたさんは、こうも言ってました。
世の中のどんな人にもかけがえのない人生があって、どれも立派で誇らしく、称えられるもの
とても、素敵な気づきをいただきました。
「必笑」
私の中で、大切な言葉にしていきます。
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