こんにちは、”朝5時ブログの女” なつみです。
昨日届いたiPad Proが嬉しくて、人生初のイラストに昨日から挑戦しています。本日も拙いイラストをトップ画像にしてみました。
さて昨日は、朝7:30から「朝渋」というイベントがあり、『新世界』の著者である西野亮廣さんの講演をライブで視聴しました。
「朝渋」とは?
ちなみに、この「朝渋」ですが、日本の朝を変えるべく、”朝活コミュニティ”というすばらしい取り組みと、朝5時起きの推進をされています。ということで、すごく “朝5時ブログの女”と相性の良い取り組みです!
朝7:30から実施している「著者と語る読書会」が人気です。私は、前田裕二さんの回に以前参加いたしました!
「朝渋オンライン」に入ってみました
このときは、前田さんの講演にテンションが上がっていましたが、実はオンラインで参加できるよう「朝渋オンライン」というのがスタートしており、入ってみました。
今回も現地に行きたかったのですが、オンラインで西野亮廣さんのライブ講演を聞きました。西野さんといえば、新著の『新世界』が話題です。
この本でも書かれている西野さんのオンラインサロンである「西野亮廣エンタメ研究所」は、何と入会者が2万人超え!入会者数の伸びが、ほんとにすごいですね。
私もこちらに入っております。月額1,000円で、西野さんの濃いアイデアをメルマガ感覚で読む、というのを楽しんでいます。この講演では、この2万人超のオンラインサロンの秘訣について、深く語られていましたので、その観点での学びをまとめていきます。
2万人超のオンラインサロンの秘訣とは?
- ”ストーリー”を売ろう!
- ”リピーター”を増やそう!
- ”負け”が一番売れる!
では、それぞれについて見ていきます。
1. ”ストーリー”を売ろう!
昨年は特に「オンラインサロン」という言葉をよく耳にするようになりました。西野さんいわく、昨年の6月くらいに 「オンラインサロン」 バブルが弾けているとか。多くのサロンが 右肩下がりの状態になっているようです。
一方、西野さんのサロンというと入会者数が2万人超えというのに、この時点ですでに口が開きっぱなしになる数字なのですが、これを10万人くらいには増やしていきたいとのこと。ここで一番重要になってくるのが “ストーリー” とのこと。
なぜ、”ストーリー”が重要か?
たとえば、居酒屋のポテトサラダがすごくおいしかったとして、それがおいしいほど、そのレシピはインターネットに上がっているもの。つまり、品質の差別化が難しくなっている。さらに、商品の値段も、価格.comなどで、すぐ比較できるようになったので、値段の差別化も難しい。
このような状態では、”個人の信用”が勝負する時代となっており、単なる”情報”の価値は薄れていると感じた。そして、”情報”から”物語”(ストーリー)を伝えるように方向転換するようになった。
作るプロセスに意味がある
西野さんのサロンは、既存のプラットフォーム(DMMやCAMPFIRE)を使わずに、独自でサイトを立てて運営されています。これには手数料を削減することに加えて、すべて自分たちで作ることで、そのプラットフォームを作る”プロセス”を一緒に楽しむことが重要とのこと。
たとえば、プラットフォームであれば一から作るので、途中で運営が回らないとか、システム的に問題が出るとか、いろいろなトラブルが発生すると思います。そういったトラブルも含めて、この作る”プロセス”を一緒に楽しむこと。
この”プロセス”にサロンメンバーを巻き込む。プロセスを知っている人、さらにプロセスに一緒に入って作っている人は、その”ストーリー”を体感することができるので、これは今までにない新しい感覚です。
完ペキを作らない、「余白」を作る
プロセスを楽しむ、一緒に共有することに加えて、完ペキを作らない、つまり「余白」を作ることを意識されているそうです。この「余白」というキーワードは、コミュニティについて最近良く聞くキーワードですね。
西野さんは毎日「実験」を積み重ねているので、サロンメンバーとしては、この先どうなるんだろうというワクワク感が常にある感じ。そこには何か完ペキなものがあるのでなくて、毎日「実験」を続けていることで、そこに「余白」ができて、メンバーのワクワク感につながっていると感じています。
それにしても、この入会者数の右肩上がり具合が、グラフで見ると改めてすごいです。このグラフにもあるように、色んな「実験」がありますね。
2. “リピーター”を増やそう
オンラインサロンでも、そうでないビジネスでも、”リピーター”の存在が重要になってくる。この”リピーター”(常連客)を維持すること、そして増やすことは、サロン成功に必要である。では、どのように”リピーター”を増やすのか?について、お話がありました。
満足度 > 期待値
というのを常に意識する。
満足度を上げるというのはもちろんだと思いますが、期待値を上げすぎないコントロールをしている。たとえば、旅行代理店であれば、グランドキャニオンツアーを紹介しているサイトがあって、そこに奇跡の1枚を載せてしまうのはNG。なぜなら、現地に行ったときにそれが見れずに「がっがり」してしまうことに繋がるから。
ここで載せるべきは,奇跡の1枚から2ランクくらい下の写真がベストとのこと。
満足度(現地で見た景色) > 期待値 (奇跡の1枚の2ランク下)
なるほど。この観点は、陥りがちな落とし穴だと思うので、すごく参考になりました。
3. “負け”が一番売れる!
この話は、この講演の中で一番衝撃でした。1点目のストーリーの話と絡むのですが、ストーリーには、”負け”が必要。つまり、ヒーロージャーニーと言われるようなM字曲線で、常に勝ち続けるのではなく、負けて落ち込んで、そして這い上がるというのが、人を感動させる。
西野さんは、この”負け”を強く意識しているとのことで、勝ち続けていたら、”負け”をするために何をするか?の会議をしているそうです。
西野さんの”負け”は、
好感度低い
↓
美術館作る!15億円の借金!
↓
世界の紛争を終わらせる⁉
になっているとか。「好感度低い」の負けが使えなくなって、「15億円で美術館作る」というのを言い始めたが、これも段々使えなくなってくると感じているとか。ちなみに、これが最近実施されていた「えんとつ町のプペル美術館」をつくるためのクラウドファンディングですね。
次は、「世界の紛争を終わらせる」ということを考えているそうです。
この話は壮大すぎるのですが、”負け”が一番売れる!という考え方は、とても共感しました。それくらいの考え方で、むしろ”ストーリー”を作っているんだ、と思うと、”負け”や”失敗”への恐れが少なくなります。
この”負け”の話で、2つポイントとなる話がありました。
- 旗を立てる
- 圧倒的努力が、絶望を生む
1点目の「旗を立てる」ですが、なるべく遠い「旗」、つまり目標を立てること。たとえば、今回の朝渋の例でいうと、今200人のコミュニティですが、これを「1,000人にする」という旗よりも、「1万人にする」という旗のほうが良い。遠ければ遠いほど、”負け”をするから。
そして、2点目の「圧倒的努力が、絶望を生む」については、衝撃のワードですが、西野さんは芸人時代も圧倒的な努力をして、テレビにでもたくさん出て、結果的に芸人の限界、絶望を感じたとのこと。逆を言うと、絶望というのは、圧倒的な努力をするから生まれるもの。
まずは、「圧倒的な努力」をすることが大事というアドバイスでした。もしモチベーションが続かないということであれば、結果が出やすい得意な領域でやり続けてみる、やり切ること。
”ストーリー”を売ろう、リピーターを増やそう、”負け”が一番売れる、全ての話がとても新鮮でした。ありがとうございました!
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