「第一回カナダビジネスウーマン訪日ミッション」に参加してきました

昨日は、カナダ大使館で開催された 「第一回カナダビジネスウーマン訪日ミッション」会議とレセプションに参加してきました。

このような貴重な会に参加できたことを改めて光栄に思います。

この会議のなかで、野田聖子議員のセッションが一番心に響きました。今日は、この内容を少しでも共有できれば嬉しいです。

第一回カナダビジネスウーマン訪日ミッションとは

まず今回の会議について共有させてください。

公開されている情報がないか調べてみると、 カナダ・アジア太平洋基金のWebにこのような情報がありました。

https://www.asiapacific.ca/womens-business-mission

4月1日から3日の期間で、カナダから25名の女性起業家が来日して、ビジネスとビジネスのマッチングや、ネットワーキングの拡大、ビジネスの取り組みをお互い共有をするというもの。

アジアでこの「Women business mission」の活動をこれからも展開していく予定とのことで、今回は記念すべき第1回目が、日本で行われました。

日本とカナダは、90年の友好関係があり、日本は3番目に大きい経済大国。そして女性活用推進を掲げている国ということもあり、今回の第1回目が日本で行われることになったようです。

カナダ大使館が、カナダ・アジア太平洋基金の活動をサポートする形で、今回の会議が開催されました。

今回の会議のテーマは、少子高齢化社会が進む日本における「ケアエコノミー」。

ケアエコノミーとは

国際労働機関(ILO)がまとめている資料から、私なりに解釈すると

家事・育児・介護などのこれまで「無給労働」であった「ケア」の需要が高まっている。これを男女間の分担平等化、社会保障、公共のサービス・インフラなどで、組織化することで、新たな経済が生まれる。

ということのようです。

この中で大きなテーマとなっているのが、「女性活躍推進」

「日本における女性活躍推進」野田聖子 議員のお話

この会議では、複数のセッションが行われたのですが、その中で一番心に響いた野田聖子議員のセッションの一部だけご紹介させてください。

「少子高齢化」が進む日本では、「女性活躍推進」が必要

1900年頃に人口が急増してから、人口は右肩下がりになっている。

人口の推移をより長期的に見ると、1900年頃から100年をかけて増えてきた人口が、今後100年のうちに再び同じ水準に戻ることが見込まれ、これまでの歴史を振り返っても類を見ない水準の人口減少を経験することになる。

平均寿命は90歳くらいになっており、この少子高齢化による労働力人口の減少が進む中で,日本の強い経済を取り戻すためには、社会全体をひっくり返すくらいの「女性活躍推進」が必要になってくる。

「M字カーブ」の課題

M字カーブとは、女性の年齢階級別の労働力率を示す指標を表す語である。グラフ化した時のその形がアルファベットの「M」の字の形に似た曲線を描くことから名付けられた。出産・育児などの理由で30代に落ち込むのが特長。

I-2-1図 女性の年齢階級別労働力率の推移
内閣府男女共同参画局のWebページより

このM字カーブの課題には、テレワークの推進などでの働く環境の整備・制度が重要になる。「5G」のような新しいテクノロジーが加速する。

政策決定者の女性比率の課題

ほとんどの法律が、100年以上も前の明治時代に制定されており、これを変えていく必要がある。

政界、財界における女性比率はまだ1割程度と少なく、これも上げていかなければいけない。一定比率を枠として確保するクオータ制も1つの方法となる。

政策決定者の女性比率が低いのは課題であり、男性が「女性活躍推進」の制度を作っている状況。女性は「あたりまえに生きたい」だけ。今ネガティブなことはポジティブになる。

日本の企業の中で、女性リーダーの比率が少ないが、これを増やしていくために何かアドバイスありますか?

質疑応答の中で、こちらの質問をさせていただきました。

1.「大したことないからやってみる!」その意識を持つこと。

女性は自信が無いので、どうしても「自分にはできない」と思ってしまう傾向がある。「大したことない」から、どんどんチャレンジするという意識を持って欲しい。

2.女性を昇進させるなら、1人だと意味ない。3人一緒に昇進させる。

マイノリティは、母数が少なすぎると意見は通らない。その意味で3人は必要。
3人いると、そのなかで相談できる。

3. セクハラ研修や、女性活用研修をリーダーの必須項目にする

男性も女性も、「なぜ女性活用が必要なのか?」を理解すべきだし、それに対する研修は、リーダーの必須項目にすべき。

「女性活躍推進」は、WhyからHowを考えていかなければいけない

「女性活躍推進」は、ビジネス戦略であり、ゲームチェンジャーである。このWhy(なぜ必要か)も正しく理解されていない気がします。今後は、How(どうやって実現していくか)に焦点を当てていかなければいけない。

ここまで「女性活躍推進」が注目されているものの、この10年間を見ても、大きな変革はされていない。このような3つの障壁が、依然としてある。

  • 将来像が見えない(ロールモデルがいない)
  • ワークライフバランスの課題
  • 従来型の男性のグループ

「女性の社会進出」は、「男性の家庭進出」でもある。男性側のマインドチェンジも必要ですが、女性側は、自分の中にある「内なる敵」を打ち破るマインドチェンジが必要だし、男性と一緒に問題解決をしていかなければいけない。メンターやスポンサーの存在も重要という話がありました。

改めて日本における課題を再認識すると共に、自分がやるべきことが見えてきた気がします。ありがとうございました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください