謝罪がプロモーションに変わった理由

今日は、ミーハーな話題で恐縮ですが、ちょっと前に手越祐也さんがジャニーズ事務所を退所する会見を開いていました。

この会見を見ていた訳ではなかったのですが、あまりにも話題になっていて、「手越、すごい!」「メンタル強い!」「やばい!」という意見があふれていて、気になっていました。

この会見の何がすごいか、やばいかをメンタリストのDaiGoさんが解説している動画があり、これがおもしろかったです。

これ観たら、あの会見のすごさが分かる。

それについて、今日は書いていきます。

ビジョンを語る。敵さえも巻き込む

「もともと何の会見だったっけ?」という声も多く聞こえてきたのですが、事の発端は、コロナで外出自粛のときに、飲みに出かけていたことが発覚。

それから芸能活動を自粛していて、色んなネガティブな報道がされた結果、ジャニーズ事務所を退所することになった。

その謝罪会見?ジャニーズ事務所を辞めさせられたの? という気持ちで観ている人が多かったと思いますが、結果的には真逆の方向になった。

この会見は、手越さんが開設したYouTubeチャンネルで完全生配信。なんと、再生回数は900万回を超えているとか。

  • なので、どこかを勝手に切り取られる心配が無い。
  • しかも、YouTubeチャンネルのプロモーションにもなり、登録者が増える。
  • YouTubeだけじゃなく、TwitterなどのSNSのフォロワーも増える。

気づいたら、謝罪会見の要素は全くと言っていいほど無くって、プロモーション効果が抜群の会見となり、観ていた人を魅了してしまった。

このポイントとなったのが、「ビジョンを語る」こと。

この会見に参加したマスコミは、会見が始まるまでは敵のような存在。

そのマスコミも最後は、手越さんに良いように巻き込まれてしまった感。

謝罪会見のように、単に「ごめんなさい」と謝るのではなく、自分が実現したい世界をビジョンとして語っていたのが印象的。

具体的な話しはしていないものの、 「日本文化の発信」「ボランティア」「世界進出」といった言葉を交えて今後のビジョンを語っていた。

そのために外出自粛中に出かけていたと説明。

話が「謝罪」から、「ビジョン(未来)」に一気に方向転換したのがすばらしい。

共感してもらう。批判できないポイントを盛り込む

次に挙げられていたポイントは、「共感」してもらうこと。

これだけ人気のある人だと、なかなか共感されづらい。

ここでは、批判できないポイントが盛り込まれていた。

「シングルマザーの家庭で、数年前に父も他界し、いまは僕が大黒柱。母を扶養に入れているので、ニートになって家族を食べさせられなくなるのは、絶対にあってはいけない状況だった」と語った。

「事務所には3月段階で退所したいと申し出てしまったので、いつ退所するのか、いつ突きつけられても準備しておきたかった。ポジティブな僕でも、ジャニーズ事務所しか知らないので、事務所を出る恐怖感はあった」と、外出自粛中の外出が必要だったことを話していました。

この話をされると、批判しづらい。

会見を観ている側も、有名人なのに自分とあまり変わらないんだと、身近な存在に感じられる。

自分の弱みをあえてさらけだす。

これが、自然と共感を生む。

ユーモアで返す

3つ目のポイントは、ユーモア。

なにか突っ込まれたときとかに、弱みを見せてしまうと、それを付け込まれる。そうではなく、ユーモアで返すことで「こいつタダモノじゃないな」と相手に伝わる。

会見のなかで、思わず噛んでしまって、それをユーモアで返したことで、一気に場が和み、手越さんの空気感になった。

それから、会見の最後に「てい!」のポーズで締めたのはすごいと思いました。

謝罪会見さえも、プロモーションにしてしまう。自分の敵を巻き込み、ファンを増やす。

すごい興味深い事例でした。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください