こんにちは、”朝5時ブログの女” なつみです。
みなさんは、「相手は変えられないけど、自分は変えられる」というのを聞いたことがありますか?
恐らくほとんどの人が、何度も聞いたことがあるのではないかなと思います。
私にとっては、なんとなく分かってはいるけど、なかなか意識することが難しいことの1つです。 気づいたらついつい「相手が自然と変わってくれる」と期待してしまっていたり、「誰かがなにかしてくれる」と他人任せにしてしまうことが良くあります。
先週からリンクアンドモチベーションの麻野さんの著書である『THE TEAM』についての研修やイベントに参加していて、「チームの法則」について色んなことを学びました。
ちなみに参加した研修については、こちらのブログに書いています。
『THE TEAM』の研修受けて、THE TEAMマスターになりました正直学びが多すぎて、アウトプットが追いついていないのですが、このなかで印象的だったのは 「相手は変えられないけど、自分は変えられる」 についての改めての学び。これについて今日は紹介させてください。
「相手は変えられないけど、自分は変えられる」を体感できるワーク
『THE TEAM』の研修で、こんなワークをやりました。
1.まず、2人組になって「じゃんけん」をする。
2. じゃんけんに負けた人は、自分の手をぎゅーっと握って、握りこぶしを作る。こんな感じで、親指は中に入れて強く握る。
3.じゃんけんに勝った人が、このじゃんけんに負けた人が作った「握りこぶし」を30秒間かけて開くことができるか?
こんなワークでした。私は「じゃんけんに勝った人」だったので、必死に握りこぶしを開こうとしたのですが、結果は惨敗。
開くことはできませんでした。このとき会場に居た人のなかで、これを開くことができた人は居ませんでした。
このワークは、 「相手は変えられないけど、自分は変えられる」 を身をもって体感することができるもの。
じゃんけんというのは、自分で何を出すかを決められる。
でも、他人については、たった握りこぶし1つでさえも、変えることができない。
説明いれても全部で3分くらいの、短い時間で出来るワークでした。これまで耳にタコができるほど聞いたことがあったことを、身をもって体感することが重要。おかげさまで、このワークが自分の脳裏に焼き付いている感じです。
「気が合わない上司がいる」 というのは間違い?
じつは、ここ数ヶ月、自分の上司との関係があまり良くなく、悩んでいました。
「気が合わない上司がいる」という話は良くあることで、『THE TEAM』の研修では、こんな話をしていただきました。
「気が合わない」なんて当たり前。「気が合う」と思うスタート地点が違う。
「気が合わない」というスタート地点に立って、気の合うところ、価値観が合うところを見つけていくことが大事。
たしかに、日本とアメリカを比べてみると、日本は同質性が高い国で、アメリカは色んな国籍、価値観の人がいる多様性が高い国。
日本だからこそ、「みんな気が合う」だろうという前提に立って、物事を考えてしまうのかもしれない。みんな価値観が違うもの、気が合わないのは当たり前。そのなかから、共通の価値観を見つけていくという考え方に変えるのが大事ですね。
研修の中では、このスライドで「違いに目を向けるのではなく、同じであることに目を向ける」ということが説明されました。
また私の話に戻りますが、上司は外国人です。そう思うと、ますます「気が合わない」のは当たり前なのですが、この上司との関係性が今週明らかに良くなってきたと感じます。
今までは「どうやったら変わってくれるんだろう」と思っていたけど、「自分は変えられる」と思って、したことがあります。
- 自分の「想い」を伝える
- 自分の「感謝」を伝える
まず、1つ目の「想い」を伝えるということについて。
私が会社外の活動としてやっているコミュニティの活動などで、会社を休むこともあるのですが、それについて上司からはあんまり良く思われてないんだろうな、と感じていました。
なんで、私がこういう活動をやっているか?という「想い」を、改めて資料にして、上司に伝えてみました。
きっかけは、グローバルの副社長が来日して、「どうやったら女性社員がもっと活躍できるか?」というのを話すラウンドテーブルがあったこと。このラウンドテーブルで自分の想いを話したいと思って、それを上司に話してみました。
これで、もしかしたら氷が少し解けたのかもしれません。
そして、2つ目の「感謝」を伝えるということについて。
今週は「感謝をカードに書いて、伝える日」というのが社内であったので、その日に、自分の感謝をカードに書いて上司に渡しました。
たった1枚のカードだけど、これがまた氷を解かしてくれたような気がします。
じつは今週、上司から”呼び出し”を受けていて、ドキドキしていました。私が”最近休みが多い”ので、そのことについて話したいとのこと。
いやー、そこまで休んでいないし。これ、絶対怒られるパターンの”呼び出し”だよね、と先週から気が重くって。。
今週話してみたら、「休みを、もっと少なくしたら?」と一言。
いやー、そうだよね、休みすぎって思われてるんだよね、と思いました。(実際は有給もたくさん余っているし、休みすぎということも無いはず。)
でもよくよく聞いてみたら、「あなたの活動は理解しているから、それは休みにする必要ないんじゃない?業務の一つとして、休みにしない方向に、持っていけないか、一緒に考えてみたいと思っていた。」とのこと。
え、怒られると覚悟していたんだけど、むしろサポートしてくれようとしていたんだ、と思って、かなり意外でした。と同時に、疑ってしまってごめんなさい、と心の中で思いました。
たとえ凍りついてしまった関係でも、相手が変わってくれるのを待つのではなく、少しずつでもその氷を「自分で解かしていく」。そんなことを体感しました。
ちなみに、『THE TEAM』の研修では、チームの法則を著者の麻野さんから学べる貴重な機会なので、本当におススメです。
ありがとうございました!
熱い想いを伝えれば、グーをパーに変えられるんですね!実践されて素晴らしいです!
何事も実践!ですかね。