足立光「圧倒的な成果を生み出す7つの価値観」

こんにちは、”朝5時ブログの女” なつみです。

昨日はNewsPicksアカデミアの、こちらのイベントに参加してきました!

こちらが、イベント情報です。

どこの世界にも実力で圧倒的な成果を出し続ける人がいる。

マーケティングの世界では「ポケモンGO」で知られるナイアンティックのアジアパシフィック部門のシニアディレクターである足立光氏が間違いなくその一人だろう。

足立氏は、P&G、外資コンサルティング会社、ワールドなど業界の異なる会社を渡り歩き、ほぼ3年おきに赤字部門を立て直すなど大きな実績を出してきた。

直近では、日本マクドナルドを「300億円の大赤字」から奇跡のV字回復を牽引したことでその名を馳せる。

本イベントでは「いくつになっても成長し続ける」が信条だという足立氏の、仕事やプライベートについての価値観が余すことなく語られる。

足立さんの講演は以前参加したことがあり、マグドナルド時代にV字回復された事例をお話されていたのが、すごく面白くて印象的でした。共通点というのはおこがましいですが、同じ外資系企業のマーケティングという立場で、グローバル本社のブロックを乗り越え、経営改革をされているというのに勇気づけられました。

今回は足立さんの著書『劇薬の仕事術』の内容をもとに、大切にされている7つの価値観についてお話がありましたので、それをまとめてみます。

1. Be Different

人がやらないこと、新しいこと、大変そうなことをやる。

経験 = 修羅場の数

というのがまさに足立さんの実績が物語っていますが、とにかく目立つことが重要とのこと。社内外から認識されている存在になる。認識されなければ何もしていないのと同じということ。これについては、どうやって目立ってきたかの具体的なアクションとして、2つ上げられていました。

  • 一番前に座る
  • 一番最初に手を挙げる

たしかに、これって社内のミーティングですぐに実践できるアクション。

人と同じ道を行っていても目立たない、人といかに違う道を進めるか、これを今まで意識されていたとのこと。単に目立ちたいという自己承認欲求ではなく、目立つことが自分へのプレッシャーとなり、自分を追い込むことができる。

「人と同じ道を行かない」の画像検索結果

2. Never Give-up

とにかく結果が全て。どんなに人格者でも、結果が無ければ「ただのいい人」になってしまう。

自分の名前 = ブランド

ここでは、NewsPicks Booksの『ブランド人になれ』の本を紹介されていました。

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ブランド人になるためには、諦めないこと。

  • できない約束はしない
  • 約束したら、死んでも守る
  • 諦めたら、そこで試合終了
  • 環境を言い訳にしない

外資系の場合、グローバルの本社の承認がおりないと進められないことが多い、特にブランドに関わること、商品のパッケージだったりはハードルが高い。それを環境を言い訳にせずに、自分のリスクの範囲内でやってきた。

上司にお伺いを立てるのではなく、自分の承認権限を最大活用する。

◯「こうしたいので、こうしました!」

×「こうしたいので、よろしいでしょうか?」

上司に怒られちゃうんじゃないかとか思わず、成功できるかどうかは、”気合の違い”。

今回のイベントでは話は上がっていませんでしたが、マクドナルドの怪盗ナゲッツキャンペーンなども、足立さんが進められていたこと。

https://twitter.com/kaitonuggets/status/987647160194756608

グローバル本社の承認を、通常ルートで取ろうとすると、何年も掛かってしまうようなことを、いかにやってきたか。ときには、承認の要らない”社会貢献”の分野でキャンペーンをしたり、上司の不在期間を狙って企画の最終承認を自分でしたり、そういったことをやってきた。

3. Be Hungry

満足 = 成長が止まるということ

常に新しいチャレンジをしていくことが大切。多くの体験というのは、幅を広げる。苦労は買ってでもする。

心を動かされていることに常に敏感に。流行っているものに乗ってみる。流行っているアプリはまず試す。流行っている場所には行く。年を取るほど、強い刺激が必要。

いくつか例をご紹介されていました。

錦糸町のホテル。バーカウンターでチェックインするらしい。

錦糸町 モクシー東京

こちらは、銀座のプラス東京のバー。

「GINZA プラス東京 バー」の画像検索結果
銀座のプラス東京のバー

4. Life is too short

すべては、自分の「時間の使い方」。

「忙しい」とは、言わない

これ、結構言ってしまっているような気がする、たしかに「忙しい」と言ってしまうと、次は誘われなくなる。そして「忙しい」を理由にできない、というのは自分の「時間の使い方」に問題があるということ。

お金で、時間を買う。

  • タクシーを使う
  • テレビを見ない(ストリーミングサービスを使う)

5. People are wonderful

最高のインプットは、「人に会う」こと。

これも、また共感できるお話でした。いままでP&G、マクドナルド、ナイアンティック(ゲーム)など、色んな業界を渡り歩いてきた足立さん。自分の業界だけではなく、他の業界の人と会うことが、これまでのアイデアの源になっているとか。普段会わない人とランチすると決めて、ランチの予定を埋めているという話も印象的。

仕事は期間限定だけど、友人は一生もの。

大切な人に会う > 仕事

幹事は、自分でやる

これも、すごい共感です。自分が幹事をやると、自分の好きな日程、好きな場所でできる、自分が必ず参加できる。自分で会を開いちゃう、というのは大変そうに見えて、すごく得るものが大きい。

6. You are NOT alone

ひとりでは何もできない。助けてくれる人が必要になる。

論理 < 感情

人は論理では動かない、結局感情で動くもの。

とにかく GIVE GIVE GIVE

外部のエージェンシーも、仲間でありパートナー

人は、頑張っている人を応援したくなる。自分の情熱、やる気をまき散らすことで、応援してくれる人が増えてくる。

7. Always Enjoy Life

仕事が楽しくなければ、人生は楽しくない。

「シンガポール原則」の話が面白かったです。

「シンガポール マーライオン」の画像検索結果
シンガポールジャーナルより

シンガポールは、法律でゴミを捨ててはいけない国。これに対して不満に思っているなら、やれることは3つのアクションだけ。この不満を愚痴にしていても、時間の無駄

  • 出ていく
  • 変える
  • 従う

結局、この3つのアクションしかない。アクションだけを考えることが大切。

仕事は、シュミレーションゲームだ!

最後はゲーム会社に務める足立さんならではの、ゲームでのたとえ。最高に面白く、お金までもらえるシュミレーションゲーム。

ゲームと思って、仕事を楽しむ!

最後に参加者に伝えていただいたことは、

「これはムリ」と諦めたら、そこで試合終了

すごく心に刺さりました!ありがとうございました!

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