こんにちは、”朝5時ブログの女” なつみっくすです。
昨日3月8日は、国際女性デーでした。
これまで全然興味がなくて、「国際女性デー」という日を昨年知ったくらいです。今年は自分のアンテナも立っていたからか、ジェンダーギャップ指数が日本は121位という結果だったからか、イベントや記事などをたくさん目にしました。
ちなみに私は、フェミニストという言葉には何となく自分とは縁遠いものと抵抗感があったし、「自分は男女の不平等感を感じたことはない」と思って生きてきました。
でも、それは単に気づいていなかっただけ。
そして、自分が見えている世界が当たり前と思っていただけ。
少しずつではあるけど、私も色んな人の視点に触れ、色んなデータや記事を見たりすることで、自分の気持ちに変化が出てきています。
ほんとにそう思います。
女性の枠に閉じ込められて、可能性が狭まっていることに気づくのが、まず第一歩だと思います。
そもそも、「国際女性デー」とは、 1904年3月8日にアメリカ・ニューヨークで婦人参政権を求めたデモが起源となり、1910年のコペンハーゲンでの国際社会主義会議にて「女性の政治的自由と平等のために戦う日」と提唱したことから始まりました。
もう100年以上も続いている。
今日は、「国際女性デー」で私が感じたことを、ジェンダーギャップに疎かった私だからこその視点で書きました。
ジェンダーギャップを感じていない方に特に読んで欲しい。
ジェンダーギャップにまつわるデータで衝撃だったもの
国際女性デーに関連するメディアの発信も増えてきていると感じます。
私は #ハフライブ というハフポストさんがやっていたライブ配信を観ました。
こちらのツイートから、アーカイブも観れます。
ジェンダーギャップにまつわるデータは、たくさんあって、その中の一部が紹介されていました。
私が1番衝撃を受けたのはこれ。
働く男女の平均給与のデータ
黒い線(女性)と白い線(男性)の差が、一目瞭然。
注目すべきは、男性は、年齢が上がるにつれて給与が上がっていく。定年をする年齢からは下がっているが、それでまは上がっている。
女性は、30代から50代まで、なんと横ばい。。
なんなら、下がっている。
考察すると、出産などで第一線を離れたり、時短によって給与が下がったり、正規雇用から非正規雇用になったりというのが原因と思われます。
そういうデータも見てきたけど、このグラフは衝撃でした。一言で言うと、ショックです。
日本の上場企業における女性役員の割合
そして、こちらのデータも。
100人中5人しか、日本の上場企業における女性役員はいない。
こうやって見ると、少なすぎる。
これでは、女性が数の問題で、意見が言いづらかったり、意見が通らないと感じてしまうのは当たり前。
ちなみに、「なぜ女性が意思決定を持つことが大切なのか?」については、こちらのブログに書いてあり、昨日も多くの方に読んでいただきました。
なぜ女性が意思決定を持つことが大切なのか?日本とカナダの組閣の写真
これはデータでは無いですが、一目瞭然。
男女同数で組閣したカナダのトルドー首相はこう言いました。「強く多様なチームです」と。
ついでに日本政府のコロナ対策会議と、フィンランドのマリン首相と連立与党の党首の様子。ちょっと皮肉な切り取り方ですが、でも実態をよく表していると思うので、あえて。
フィンランドの国際女性デーのメッセージもすばらしい。
フィンランドはどんな家庭背景の子どもも、成長して高い社会的地位を得ることができ、性別に関係なく良い暮らしができます。しかしフィンランドもまだ道半ば。より平等な社会実現のため今後も尽力します 。
朝日新聞の国際女性デー特集「DearGirls」にも色んなデータがありました。
その中の1つをご紹介します。
家事育児時間の男女比較
これは、世界的に見ても圧倒的に女性が多い。
これが世界との比較。
日本だけ圧倒的に妻の割合が大きい。
それから、こちらのグラフも。
日本のジェンダーギャップ指数のランキング推移
こちらがツイートからのグラフの引用です。
このような衝撃的なデータを見ると、絶望を感じます。
でも、私の周りでは、「私は男女の不平等を感じたことは無い」と言っている女性が、圧倒的に多いです。
ここまでのデータを見ても、ほんとに男女の不平等を感じないでしょうか?
そう言っている方々は、こういったデータを見ていないか、見ていたとしても「日常生活に影響無いし、私は違うし」と思っているのかもしれません。
知らず知らずのうちに女性の枠に閉じ込められて、可能性が狭まっていることは無いでしょうか?
もしかしたら、ほんとに影響が無かったのかもしれないのですが、だとしたらすごく恵まれています。その恩恵やどう闘ってきたかを、他の人に伝えて欲しい。なぜなら、日本と世界を比べてみたら、日本は圧倒的に遅れているから。
女性1人で出来ることは限られているかもしれない。
ここには女性も男性も関係ない。一人ひとりが違和感に気づき、
みんなで集まって、アクションしていけば、絶望が希望に変わる。
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