こんにちは、なつみっくすです。
今日は、「壁打ち」について書きたいなーと思います。
「壁打ち」と言っても、テニスとかの壁打ちじゃなくて、ビジネス的に使う「壁打ち」です。
壁打ちとは、ビジネスにおいての意味は、「自分の考えを人に話し、そこから返ってくる反応を元に、さらに考えを深めていく」という手法です。
私はこの3ヶ月、コロナの影響で外出自粛をしていて、なかなかこの「壁打ち」の機会を持てていなかったことに気づいた。
でも、自分ひとりで考えてたり、コミュニティの中だけで考えていると、ついつい煮詰まってしまう。「壁打ち」を通して、自分と違う環境の人から意見をもらうことは大切。
最近、「壁打ち」をできる機会が2つほどあって、「あー、フィードバックもらえて良かった」と思った。
1つは、今参加している渋谷のQWSという共創施設のメンバーと。もう1つは、今参加しているゼミの卒業生と。
ちなみに、QWSではこんな「壁打ち」のイベントもやっています。
なんでオンライン生活で「壁打ち」を出来てなかったか?
なんか、外出自粛(オンライン生活)で、やっぱり必要なミーティングは出るんだけど、それでオンライン疲れしている感じ。
QWSも、オンライン雑談タイムを何回か作ってくれているけど、なかなか出れていませんでした。
よく言われることですが、リアルの場だと、誰かとすれ違って、少し雑談して、盛り上がって、ということが良くある。
それが、オンラインでは作りづらい。
リモートワークがうまくいっている会社では、Slackで雑談チャンネルを作って、そこで雑談をたくさんしているという話も聞く。
慣れなのか分からないけど、常に周りに人がいる(たとえオンラインでも)のも集中できないし、このあたりの感覚が慣れてないのかもしれない。
なんで「壁打ち」が良いか?
自分だけでアイデアとか何か考えていると、完全に煮詰まってしまう。思考停止してしまったり、アイデアがそこから膨らまなかったり。
「壁打ち」だと、自分でボールを投げて、相手からフィードバックや問いが返ってきて、またそれに打ち返す。
このやり取りで、相手からの本質的な質問があったりすると、自分のなかで言語化できてなかったことが言語化できたり、思いもよらないアイデアが生まれたりする。
「議論メシ」というコミュニティを運営している黒田悠介さんは、「壁打ち相手(ディスカッションパートナー)」を仕事としてされています。
そんな黒田さんのディスカッションパートナーとしての魅力が書かれているnoteがあったので、ここにも貼っておきます。
このnoteで印象的だった黒田さんの魅力は、3つあります。
- 的確なアドバイス
- 思いやりに溢れている
- 色がない
そう言われると、私が今週体験した「壁打ち」も、この3つの要素を感じました。
いろんな経験値があってこその的確なアドバイス。ポジションを取らない、マウントを取らない。そして、何より大切なのは、「思いやり」なのかもしれない。Giveの精神とも言えるし、相手の立場に立って、寄り添ってフィードバックをすること。
「フィードバックはギフト」という言葉が好きで、ほんとにそう思う。
これを書いていて、自分がフィードバックをぜんぜん出来てないことに気づく。
「壁打ち」も大事、そして「フィードバック」も大事ですね。
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