HUC 「ジェンダーギャップをアップデートせよ」勉強会しました!

こんにちは、”朝5時ブログの女” なつみです。

昨日は、母親アップデートコミュニティ(HUC)で、ジェンダーギャップについての勉強会をしました!

テーマは「メディアから受けるジェンダーの影響〜ジェンダーギャップの再生産〜」

ゲストは、 元朝日新聞&ハフポストの記者である錦光山雅子さん。錦光山さんがこれまで取材してきたテーマのひとつであるジェンダーについて、記者視点と、ご自身の”母親”としての視点とでお話しいただきました。

私は、出産して母親になってから「母親らしく」「女性らしく」とは何かとか、それに今まで縛られていたんじゃないか、と考えるようになりました。それまでは、あまりこのジェンダーギャップを意識してこなかったし、なんとなく「フェミニズム」「女性学」と聞いてしまうと、身構えてしまっていた自分もいたと思う。これまで無意識に抱えていた意識に改めて気づくイベントになりました。

まずイントロとして、HUCメンバーの環さんより、ジェンダーギャップのこれまでの歴史や、前提として知っておきたいことについてお話がありました。

男女共同参画を推し進める制度は整ってきたけど、まだ”努力義務”に留まっているとか。そして、2018年の「ジェンダーギャップ指数」が世界的に低く、なんと149カ国中 110位。これは、見てみぬふりができない問題だな、と感じました。

この前提を理解したうえで、ゲストの錦光山さんのセッション。

元々朝日新聞の記者をされていて、2013年にお子さんを出産されてから、自分の「社会に対しての見方」が明らかに変わったとのこと。新聞では政治経済などの大きな問題(大文字と表現されていました)は取り上げられているけど、半径5mにある問題が取り上げられていない。そして報道現場に取材に行くのが男性ばかりという違和感も感じるようになられた。

その自分が抱えた「ジェンダーギャップへの違和感」をメディアでも展開するようになったとのこと。

「ジェンダーギャップの違和感」から始まった企画

2014年の「扶養の国」

朝日新聞デジタルより

自分が年収103万円以下の場合は、夫の「扶養」に入れる。それを超えないようにパートなどで働く女性。

「安い時給で雇いたい店と、103万円以内の扶養でいたい主婦が、奇妙なかたちで依存し合っていた」

この状態で、夫と離婚してしまうと、生活が一気に苦しくなる。

男女平等を目指す男女雇用機会均等法が成立した1985年。同じ年、夫に扶養される主婦を優遇する年金の第3号被保険者制度と、不安定な働き方を広げるきっかけになった労働者派遣法も誕生した。

社会に進出し、キャリアを積んで高い地位に就く女性が現れるようになった一方で、家事や育児、介護を担う多くの女性たちは結婚後、「扶養の国」へと引き込まれる。結果、経済的に不安定な場所から抜け出せなくなることもある。

「85年は、分断元年」そう呼ぶ人もいる。

朝日新聞デジタルより

2017年の「ジェンダーとメディア」

朝日新聞デジタルより

2017年から始まった「DearGirls」

3月8日の国際女性デーを目指して始まった企画。

Facebookページは、こちら

Facebookページより

そして、朝日新聞デジタルのWebサイトはこちら。今年も女性のインタビュー記事がたくさん載っています。

世界で進む「ジェンダー」のキャンペーン

お話を聞いていて、日本はマスメディアの情報が、すごく男性のフィルターがかかっていたと感じました。メディアから発信する情報は、精査されていて、どの情報を発信するかの決定は、男性ばかりの環境でされていた。世界で進んている「ジェンダー」のキャンペーンも、今回ご紹介されて初めて知りました。それは日本のマスメディアが、これまでとんど取り上げてこなかったから。

P&Gの #LikeAGirlのキャンペーン

「女の子らしく走ってみて」という問いかけに対して、

  • 10才くらいまで、全力で無邪気に走る
  • ティーンエージャーは、かわいらしく、なよっとした感じで走る

無意識に同じことをしようとしても、歳によってこんなに変わってくるという衝撃。それだけ、ある一定の年齢を超えると「女の子らしさ」という概念がインストールされている。

この動画を観て、私も思い返したことがあった。小学生や中学1年生くらいまでは何となく無邪気に、男の子っぽくしていた。スカートを履くのは好きじゃなかったし、小学生から野球が好きだったし。そして中学生に入って、「女子野球部」を作ってみたり。でも、そのときに「女子野球部?」とびっくりされたり、揶揄されるわけじゃなかったかもしれないけど、何となく自分は世の中の常識から外れているんじゃないか、という気になった。人前に出るのも好きな方だったけど、なんとなく中学生くらいからは、それも変わってきた。自分ができていない「女の子らしさ」に無意識にコンプレックスを抱え始めたのかもしれない。

子供の頃に見るようなアニメも、無意識に男の子はヒーロー系、女の子はプリンセス系になるし。サザエさんの風景も何十年と変わっていない。こういうメディアから受ける影響が大きいよね、と感じました。

そして、この勉強会の議論をグラレコにまとめてくれたのが、HUCメンバーのさっちもさん。イベントでグラレコを書いていただくのは初めてだけど、感動のクオリティ! ありがとうございます!!

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「個人が発信できる社会」になったからこそのチャンス

個人が発信できる社会になって、今まで問題が可視化されて来なかったことが、個人によって可視化されるようになった。自分の抱えているモヤモヤを言語化する人が出てきた。これって、すばらしい時代だなと思います。

やっと「NO」と言える時が来た、みたいな。

セクハラ問題を訴える人がでてきたり、ジェンダーギャップのことも可視化されるようになってきた。

ちょうど、この前日にビジネス・インサイダーの浜田敬子さんのイベントに参加していて、同じような話がありました。浜田さんの著書『働く女子と罪悪感』も、これまでのメディアの歴史や、女性が抱えている問題が書かれていました。

自分の半径5mから、ジェンダーバイアスを取り除いていく

いきなり大きな問題を変えることはできない。でも自分の半径5mくらいから、行動を変えていき、周りの人たちの意識を変えていくことが大切。たとえば、夫や同僚、上司など。

https://twitter.com/nattu723/status/1152954490783293441?s=20

すばらしいイベントをありがとうございました!

2 Comments

竹内啓二

参院選での女性立候補者は全体の28%。
過去最高といえど、女性議員自体が165位/195か国中(G20内で最下位)。
大河ドラマの「いだてん」でも同様。
まだまだジェンダー問題が後進国の日本。
ボーダーレス化が進んでいる産業界のように期待したいジェンダーレス化。
政治だけでなくスポーツ界でも女子〇〇という言葉自体がなくなる時代の到来。
そんな中でのHUCの取り組み、貴重かつ重要ですね。
引き続き応援してます!

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Natsumi Suzuki

竹内さん、貴重なデータまで!勉強になります!コメント嬉しいですー!

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