こんにちは、”朝5時ブログの女” なつみっくすです。
最近、いろんなところでやっている「Zoom飲み」。オンラインで集まって、みんなで飲もうという会です。
私自身も、何回か「Zoom飲み」をやったし、それはそれで楽しかった。
そのときに書いたブログは、こちら。
Zoomオンライン飲み会やってみた。これから試してみたいこと。「Zoom飲み」のメリットとしては、
- オンラインなので遠方の人とも繋がれる
- 気軽に参加できる
- お店の予約(場所の手配)が要らない
- 全員で同じテーマで話せる
ざっくりこんな感じだと思います。
もうちょっと小さいグループで話したいなと思ったら、Zoomのブレイクアウト機能を使ったり、Remoというテーブル形式で話せるオンラインツールが流行り始めたりしている。
私もRemoを使ってみました。
Remoのオンライン飲み会やってみた。なんだか不完全燃焼。このときはツール的にうまく動作しないところが多々あり、不完全燃焼でした。
これだけ、Zoom飲み(オンライン飲み)が流行ってきている一方で、「Zoom飲みに飽きた」という人が続出している気がする。あちこちで開催されていて、昼間もリモートワークしていてオンライン疲れをしている上に、さらにZoomで飲み会というのも、疲れるのかもしれない。
でもそれだけではない。
昨日のNewsPicksの 「#本で繋がろう」という番組で前田裕二さんが、そして同じくNewsPicksの「WEEKLYOCHIAI」の番組で落合陽一さんが、同じことを言っていた。
「オンラインだけでは不十分だ」と。
オンラインだけだと付加価値が足りない
落合陽一さんが番組で言っていたのは、「オンライン(デジタル)だけだと付加価値が足りない」ということ。
UberEatsで試しに、高級ステーキハウスの「ウルフギャング」のステーキを3万円でオーダーしてみたそうですが、期待していたのと違ったようです。
落合さんの言う付加価値とは、
- 行くまでのドキドキ感
- 店内の雰囲気(お店の内装、インテリア、家具、お皿など全て)
- シェフのおもてなし
- 店員さんのサービス
- 全体としての体験・・・・
などなどが、あると思います。これらがごっそり抜けて、3万円のステーキだけが、あまり高級感のないパッケージで届いたら、がっかりするのも分かる気がする。
「これだったら、もうちょっとお金を追加して、シェフを家に呼んで直接ステーキを作ってもらう方がいいかも」(衛生面と感染対策はするとして)
ということも言っていて、なんか気持ち分かるなと思いました。
飛行機のファーストクラスの例え話もありました。ファーストクラスは、めちゃくちゃお金が掛かるのに、やれることは「リクライニングがある椅子」「ネットフリックスなどの映画鑑賞」「お酒」みたいな。
地上で出来ることが、空の上だと付加価値が限定される。
地上=リアル、空の上=オンライン(デジタル)と考えると、私たちはデジタルという制約のある世界で、どうやって付加価値を高めていくかが求められる。
リアルで生まれていた付加価値を、しっかり要素分解することが大切
さきほど書いた前田裕二さんのお話は、こちらの箕輪厚介さんとの対談です。
このときに描いたグラレコも貼っておきます。
前田さんいわく、リアルとバーチャル(オンライン)が行き来していたから、成り立っていた。リアルがある前提で、バーチャル(オンライン)をどう設計するか? で、あらゆるサービスは成り立っている。
リアルの音楽ライブも、バーチャルのライブにすればいいよね、という単純な話ではなく、リアルのライブで生まれていた付加価値をしっかり要素分解することが大切。
- 音楽を聴ける(好きなアーティストの生声を聴ける)
- 参加者同士のヨコのつながり
- 物販・グッズ・・・・
などなど。
ひとつの要素を「すぐにやる」か、これらの要素を「じっくり分析してアクション」するかのどちらか。
箕輪さんは、「最初はZoom飲みが楽しかったけど、もう飽きている」と言われていました。
「情報量が限られているので、変に気を遣う。」とか。
デジタルという制約のなかで、相手がどんな人かとか五感を使って、コミュニケーションできるわけではないので、たしかに気を遣う。それでどっと疲れるのかもしれない。
私も、試しにVR(厳密にはVRではない)を使ってオフ会をやってみました。
VR空間でのオフ会をしてみた。バースデー祝いも!これはこれで、ゲーム感覚としては楽しいけど、個人的には不完全燃焼でした。リアルとは、まったく別物という気がする。
私たちはオンラインという制約のなかで、どうやってリアルにあったような付加価値を埋めていけるか?
これを考えていきたいです。
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