なんとも大それたタイトル(?)にしてしまいましたが、今日は「役割」で私は変われたことを書きたいと思います。
昨日、運営する母親アップデートコミュニティ(通称HUC)で、コミュニティづくり勉強会をしました。
コミュニティ立ち上げから1年半ほどコミュニティを運営してきて、その経験を語る会。40名近くの人が参加してくれて、うれしかったです。
私の役割は、コミュニティの発起人であり、コミュニティのリーダー。
実は、自分の役割をなんて表現するか、いまだに迷っています。
- コミュニティマネージャー? → うーん、コミュニティマネージャーも色々あるから、何となくしっくりこない。なんか、この呼名がちょっとビジネス的な感じがする。
- 代表? →これまた、大げさな感じがするけど、対外的には分かりやすい。
- 発起人 →まあまあ、合っているかな。
- リーダー →まあまあ、合っているかな。
- チーフミックスオフィサー →自分で勝手につけたけど、これはしっくり来る。でも対外的には分かりづらい。
まあ呼び名はともかく、私の役割は「コミュニティという居場所が、メンバーにとって居心地が良く、自分の個性を解放できる場所になるようにしたい」という感じです。
私のなかでは、放牧場でみんなが伸び伸びとできるのを見守っているような牧場主のような感覚。
そして、びっくりしたのですが、昨日の勉強会で、こんなことを言ってもらいました。
「胃袋掴まれたような感じ」
「みんなのお母さんだね」
人生で初めて言われた言葉。
ほんと、びっくりしました。
私たちコミュニティは、Facebookの非公開グループで、日々やりとりをしている。
勉強会のなかで、「なんで、そんなにFacebookの投稿見てるの?」とか聞かれて、ストーカーのように追っていると思われるんじゃないか、ちょっと焦りました。
でも、正直言って、メンバーのみなさんの投稿は誰よりも見ていると思うし、「いいね」や「返信」をする回数も、誰よりも多いと思う。
「なんで?」と聞かれたので、「役割だから」と答えました。
これまた、答えたあとに、「なんか、ドライすぎる答えじゃないか。。役割だからって言って、大丈夫だったか?」と思いました。
でも、これは事実で、自分がさっき書いたような「役割」があるから、このコミュニティという場をどうしたら居心地が良くなるかを考えているし、逆に言うとこの「役割」が無かったら、ここまで出来ていなかったと思う。
そして、「みんなのお母さん」と言われることも、一生無かったかもしれない。
「役割」で私は変われた。
よく「役割」で人は変われる。だから「その人にちょっと背伸びした役割を与えよう」なんて、ことも聞く。
これを、身を持って体感した。
自分でも予想してなかったくらい、コミュニティ運営が楽しいし、今まで気づかなかった自分の個性に気づくキッカケになった。
こうやって、何ごとも経験してみることが大切なのか。
ちなみに、昨日の勉強会に参加していない方は、よく分からないかもなので、勉強会で使ったスライドの一部をご紹介させてください。
「私がリーダーとして心がけていること」と、大それたタイトルにしてしまったのですが、あえて絞るとするとこの3つかなと。
1つ目の「自分が良い空気に」は、「リーダーが出す空気以上の良い空気は出ない」。
これは、未来食堂の小林せかいさんが言っていたこと。ブログにも前に書きました。
未来食堂「誰でも戦力になれる」徹底した仕組みづくりとは?だから、「自分が良い空気に」は誰よりも意識していきたい。
良い空気をつくるための3つのステップが、せかいさんの著書
『誰でもすぐに戦力になれる未来食堂で働きませんか』 に書かれています。
- まずは自分が「良い空気」をつくる
- 人を介して「良い空気」をふくらませる
- 「悪い空気」が入り込む余地を与えない
それ以外に心がけていることは、「フラット」と「オープン」。
これらのキーワードが出てきたのは、コミュニティを運営する「役割」を自分でしてきたから。コミュニティ運営をする前には、出てこなかった言葉だろうと思います。
「役割」で、私は変われた。
「役割」で、人は変われる。
コメントを残す